【よくある質問 (基礎知識)】

  【YouTube】 「北の天文字焼き」を知りたい NO1~6 をご覧ください。

 

  「北の天文字焼き」って? 大きさは?          
                     
   

 名寄市の東側にあり街を一望できる雪山 通称「太陽の丘」に薪やウェス等を入れたドラム缶を約270個を配置し、実行委員や

一般市民・観光客たちが「たいまつ」をリレーして火を入れると、縦220メートル、横150メートル日本一 巨大な雪上火文字

がくっきりと浮かび上がります。花火も打ち上げられ、北の大地の冬空を赤々と焦がす幻想的な光景を見ることができます。

 
     
     
     
      日本一か、世界一か?            
     

2013.11.18ギネスからの回答・・・「なお、お調べしたところ「ドラム缶」に関する記録は現在ございません。 

また、世界記録のみ扱っているため、日本記録に関しましては分かりかねますので、ご了承ください。             近い記録ですと、下記のような記録がございます。

 
       
         「Largest flaming image using candles」(ロウソクを使った最大の火のイメージ)  
          記録:2009年にパキスタンで達成された35,478個 」  (以上)    
      この回答を受けて、北の天文字焼き実行委員会としては        
       ①日本でも、ドラム缶を使った火文字焼きの記録がない。(ほとんどが、一斗缶や たいまつを使用)  
       ②雪上での火文字焼きとしては日本で一番大きい。(大きさ日本一の阿蘇は草原の上、京都大文字は土の上)  
      以上から、ドラム缶・雪上として「世界一」と考えていますが、認定までは日本一と表示させていただいています。  
   

  

  「北の天文字焼き実行委員会」は、このイベントを末長く続けていくための励みとするために、2017に

  名寄市では初のギネス認定記録に挑戦することになりました。(以上は、2016.12時点の文章です。)

 

   そして、認定日 2017.2.18 認定数値 バーナー270個で「最も多くのバーナー(ドラム缶)を使って

  作った世界一大きい火文字」として、ギネス世界記録に認定されたのです。

 

 
                     
  なぜ「天」なのでしょう?              
   

 その昔、旭川市の北にある「塩狩峠」より北部は天塩の國と呼ばれてきました。そこには、天塩岳を源流とする一級河川

「天塩川」の流域に多くの市町村が点在しており、開発されてきました。

 
   

平成元年(1989年)当時の北北海道(道北)14市町村の所在地(点)と天塩岳を線で結ぶと「」という文字になっていると

いうことをヒントに構想された北北海道の広域観光構想である北の星座共和国』構想に由来しています。 

 
     
     
   

また、日本海の北部(この14市町村の一部を構成する苫前町の横にある)には、「天売島」という島も存在しており、何故か

『天』という文字に縁がある土地と言っても良いのかも知れません。

 

 
                     
  いつから やっているの? 誰が始めたの?          
   

 『北の星座共和国』構想の賛同した名寄市のまちおこし集団「助っ人」が呼び掛け、平成元年(1989年)にこの「北の天文

字焼き」が始まりました。

 
                     
  山に登っているのは何人?            
   

 今年は、点火スタッフ合計120人(プレゼンター40人と、最後まで火を守るキーパー80人)でした。 過去には150人でやって

いた年もありました。このイベントは準備・点火作業や「見る集い」も含めると、自衛隊員なども含め官民延べ300名の協力体

制で実施しています。寒い冬の夜のこの感動は山に参加した者にしかわかりません。いつの日かあなたも参加してください。 

 
     
                     
  一回 中止したんですって?            
   

 地元の人々にも根付く冬の風物詩となっていた同イベントでした(第23回まで実施)が、平成24年に諸事情により一時休止。

しかし、平成26年2月、市内外の人々からの復活を望む声に後押しされて3年ぶりに市民運動により再開され大好評を得ました。 2018は復活5年目、通算28回目の開催となります。

 

 
     
     
     
  「見る集い」も復活したの?            
   

 20数年前には、駅周辺の広場や南広場で4~5回やっていましたが、人手不足という理由からいつの間にか止めてしまった

という経緯があります。太陽の丘で点火して下りてきてから、自分たちが作ったその年の火文字の形や燃え方などにつき思

い思いを話す機会が無くなったことも、中止になった理由の一つであると言う人達がいました。そこで、復活に際し「見る集い」

も復活しようということになりました。2014は東小学校横の道路で、2015からは西條名寄店屋上での開催となっています。

 

 
  天候が悪い時は中止するの?            
     これまでに、一度も中止したことはありません。悪天候でも実施するのが「北の天文字焼き」です。  
    記憶に残る過去をご紹介します。            
      ・第1回目(平成元年)は、天候に恵まれました。         
      ・第2回目は、季節外れの雨でした。雲がたなびき空が赤くそまって綺麗な写真が撮れました。  
      ・第3回目は、猛吹雪。・・・・「八甲田山 死の行軍」の映画のようだとテレビクルーに言われました。  
      ・一昨年(復活)2014は、マイナス29度の酷寒日。 (ちなみに、東京は数十年ぶりに大荒れ・暴風雪の日でした。)  
      ・2015は、比較的穏やかな日。2016は2度目の雨(小雨)の日になり、2017は吹雪模様。    
                     
    毎年天候が違うからこそ、異なった写真が撮れるのだとも言われています。(フォトコンテスト開催しています。)  
    万一、猛吹雪の年であっても、名寄市内の東地区に移動すれば火文字焼きが見えますのでご安心ください。  
                     
  受賞歴                
   

 名寄の冬を楽しく暮らす条例に基づき、利雪親雪に関わることで他の模範となる冬の暮らしで創意工夫のある

活動として、平成3年に名寄市「ホワイトマスター」に選ばれております。 また平成5年には「北海道まちづく

り100選の特別賞」を受賞しております。 最近では「北海道火祭りベスト3のトップに挙げられるようになっ

てきました。

 

 
     
     
  その他                
   

 歌唱(DVD):「北の天文字」(長澤雅圀氏 作詞・作曲)、「ああ 北の天文字焼き」(吉川明男氏 作詞・作曲)があり、

 また、名寄太鼓「源響」の「北の天文字焼き太鼓」があります。